目次
特定のユーザを対象とした動画配信を行い、動画視聴後アンケート回答、フィードバック配信を行うWebシステムを開発。システムの中には、100項目以上のアンケート、独自のシミュレーション(回答に応じた別問/別解を提供)、回答結果に応じて心理学アプローチによるユーザの適性やパーソナリティ(性格や気質)などを表示する独自のアルゴリズムを開発し、組み込むを行った。
お客様の状況【開発前】
・企画構想から動画制作、システム開発・運用保守を一貫してお願いできる会社と提携したい
・科学研究の一環として、特定のユーザ情報を収集するシステムを開発したい
・研究結果に応じて柔軟にカスタマイズできるように、アジャイル開発を採用したい
お客様の状況に対するGeNEEのアプローチ
・お客様側のご要望にお応えし、ワンストップ型の開発サービスを提供
・研究対象となるペルソナ像を描いた上、アンケートの設計/システムの設計を一から施す
・中長期的な実証実験になることを見越し、改修しやすい仕様と開発体制を構築
リリース後の成果
・適切な意思疎通により、円滑なプロジェクト進行とシステム上市を実現
・独自システムを介して一次データを収集し、実証実験に貢献
・複数のシステム更改にも適時対応
開発のポイント
ポイント①:実証実験のスケジュールに合わせた適切なマイルストーン管理
本プロジェクトでは、実証実験のスケジュールが確定していたため、遅延が許されませんでした。そのため、日々の予実管理を綿密に行う他、プロジェクト進行の中でお客様からいただくご意見に対し、都度追加機能開発に掛かる工数を見積り、どれを優先的に開発し、どれを後回しにできるのか、しっかりと峻別を行い、計画から遅れが出ないように徹底してスケジュール管理/タスク管理を行いました。結果として、実証実験開始前に全ての試験工程を終えることができ、システムリリース後も安定したサービス提供が実現できています。
ポイント②:プロジェクトメンバーがシステム開発の主目的をしっかりと理解する
プロジェクト開始時点ではしっかりと意識できていても、プロジェクトが進行するにつれて、「期限までに開発を終えること」が目的になりがちです。そのため弊社では、プロジェクトメンバー間で認識齟齬、目的の不一致が起きないように、週次ミーティングの中で、プロジェクト(開発)方針の擦り合わせを行っています。今回のケースでは、システム開発の目的は「適切な手法で特定の一次データを収集すること」にありました。UI/UXの観点からどこにどのようなボタン(URL)を置くべきか、どのような機能があればユーザはスムーズに動画閲覧やアンケートの回答ができるか、ペルソナ像を想定した上でのユーザテストを繰り返し、フィードバックデータをしっかりと活かすことで、「使われるシステム」を開発し、結果として、当初計画していた特定ユーザの一次データを収集することができました。
ポイント③:進化するシステムを裏側からしっかりと支えるサポート体制
本プロジェクトでは、複数年にわたって実証実験を行う予定でした。そのため、入口の企画・構想の段階から、1回目の実証実験で行うこと、2回目、3回目以降の実証実験で行うことを可能な限りヒアリングし、システムの要件定義・仕様設計にもしっかりと落とし込みました。結果として、システム刷新時にも技術的課題を抱えることなく、機能実装等を終えることができ、2回目以降の実証実験もしっかりとお客様のサポートを行うことができました。
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