目次
現行の業務システムは、UI/UX面、機能面、インフラ環境面等で大きな課題を抱える状況にありました。経営陣が構想する未来のシステム像を実現するために、どのような対応が必要なのかを明示化するため、システム監査として、現行業務システムの調査に入らせていただきました。
システム監査前のお客様の状況
・外部パッケージソフトやITツール等を導入したいが、現行の業務システムとの連携が難しい
・現在のシステム仕様上、追加したい機能の実装に課題や問題を抱えている
・業務効率化を促進したいが、どのように進めたら良いかわからない
お客様の状況に対するGeNEEのアプローチ
・現行の業務システムを対象としたシステム監査を実行
・キーパーソンに対する質問紙調査/インタビュー調査を通じて現在の課題感を洗い出し
・コンセプト資料を作成し、将来の開発方針(方向性)をご提案
システム監査後の成果
・既存システムと新システムのPRO/CONを明示化・ドキュメント化
・具体的な開発方針/開発計画の下、次期DXプロジェクトが始動
・現場の方々を含め、新システムに関する共通認識を持つ
現状の業務課題・組織課題をどう乗り越えるか。
Pro/Consを基に何度もディスカッションを重ねる
システム調査を終えた後、経営幹部層の方々にお時間をいただき、現状の業務課題・組織課題に対し、システムを活用してどのように課題解決に取り組むべきか、何度もディスカッションの機会をいただきました。現場の方々に対する質問紙調査やインタビュー調査の結果を踏まえ、現場(生産部門・製造部門)の方々の思いにも最大限配慮しながら、各案に対するPro(肯定的な考え方・見方)/Cons(否定的な考え方・見方)をまとめました。最終的に、ディスカッションした内容は全てコンセプト資料にまとめ、全社的なDX化を成功させるための道標になるように、ご提案をさせていただきました。
各部門のキーパーソンに徹底したヒアリング。
お客様にとっての全社最適解を模索する
営業部門、生産部門、製造部門、経理部門、総務部門、人事部門、経営管理部門といった各部門のキーパーソンを対象に、独自の質問票を基に複数回のヒアリング調査を実施しました。ヒアリングの結果を踏まえ、業務的課題・システム的課題等を細分化し、各課題に対する対処法をまとめました。組織横断的な課題に対しては、経営幹部層に現在の状況をレポートし、どちらの課題解決を優先すべきか、何度もディスカッションを重ねながらお客様とっての全社最適解を模索しながらプロジェクトを推進しました。
具体的な開発方針・開発計画を基に、
次期DXプロジェクトが始動する
コンセプト資料を基に、弊社からお客様側にご提案を終えた後、次の一手をどうされるか、社内議論をお願いしました。システムを刷新する場合、業務効率化やコスト削減効果を享受できる反面、これまでシステムを使用してきた現場の方々からすると、どうしてもスイッチングコスト(既存システムから新しいシステムに慣れるための時間やコスト)がかかります。その負担感を極力抑えるために、DXプロジェクトのフェーズを複数に切り分け、業務上支障が生じないような形で始動することになりました。
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