目次
グループ店舗内の業務効率化のため、モバイルオーダーシステムを開発。エンドユーザ(お客様)からオーダーが入ると、セントラルキッチン内の専用端末にアラートが鳴り、どの席のどのお客様からの注文か、俯瞰できるようなシステム設計・開発を行う。また独自の質問紙調査の結果(N=1,244)を活用し、調理目標時間、調理目標時間が近づくとお知らせ通知が鳴る機能を実装し、業務効率化の他、オペレーション安定化に向けた機能実装を施した。
お客様からのご要望【開発前】
・オーダーシステムの企画構想から導入支援までをワンストップで依頼できる開発会社と提携したい
・エンドユーザの意見を大切にしたいので、企画構想段階前の調査をしっかり行ってほしい
・お客様の来店からお見送りまでの一連のフローを整理し、オペレーション効率化を図りたい
お客様の状況に対するGeNEEのアプローチ
・企画構想前の調査工程から支援に入り、ワンストップ型の開発サービスを提供
・お客様の状況に合わせた独自の質問紙を設計し、定量分析・定性分析を行う
・モバイルオーダーシステム導入効果を測定し、目標値を定めた後、開発に着手(目標達成済)
リリース後の成果
・モバイルオーダーシステムの導入により、ホール・キッチンスタッフの稼働を削減
・独自のシステムを通じて、ダッシュボード上から様々な顧客データ分析が可能になった
・決済オペレーションを変更し、キャッシュレス化を実現
開発のポイント
ポイント①:顧客行動心理を前提としたシステム事前調査対応
本プロジェクトは、企画構想の前工程である事前調査から入りました。独自の質問紙調査によって得られた、「お客様が求めているもの」、「現状不満に感じていること」などを定量情報として把握・分析し、モバイルオーダーシステムの方向性を見い出す際の一次情報として活用しました。また発注者様とも密な連携を図り、SNSサービスとの連携、キャッシュレス化サービスとの連携を意識した次世代型のモバイルオーダーシステム開発となるように、コミュニケーションを取ってきました。リピートのお客様にはログインやQRコード読み込み不要の仕組みを取り入れることで、リピート回数を増やすような仕掛け(機能実装)を施すことができ、喜びの声を多数いただいております。
ポイント②:全体業務オペレーションの理解に基づくシステム設計
モバイルオーダーシステムの設計(基本設計・詳細設計)を行うにあたり、最も力を入れた点が、お客様へのヒアリングと現場調査対応です。その理由としましては、業務オペレーションの理解に抜け漏れ(専門用語では、MECE)が発生すると、それらはシステム化の際に必ず問題を引き起こすからです。設計の後工程である開発の段階で、そのような事実が発覚しますと、なかなか軌道修正が難しいものです。よく家の建築に例えてお話をするのですが、一度2階建ての家を建てた後、設計を見直さずに、3階建てにすることは非常に難しいことで、システムの設計においても同じことが言えるのです。そのため弊社GeNEEは、お客様にヒアリングする際、十分ではない点、もっと確認すべき点が浮上した場合、実際にお客様先を訪問し、現場調査や追加のヒアリング調査をしながら全体業務のオペレーションをしっかりと理解していきます。
ポイント③:お客様の期待の声に+αを乗せる提案力
今回のプロジェクトでは、モバイルオーダーシステムを開発することが当初のご依頼で、開発範囲でした。しかしながら、事前調査~企画構想に入る中で、既存のパッケージソフトと新システムを上手く連動させることで、お客様にとって「さらなる業務効率化」、「業務の簡素化」を達成できる可能性を見い出しました。通常、お客様側にもご予算がありますので、追加のご提案をしてもなかなか通らないことが多いものです。おそらく大半の開発会社は、そのような事実に気づいたとしても提案を控えるのではないでしょうか。しかしながら弊社は、お客様の成長がGeNEEの成長に直結すると考えておりますので、お客様にとってメリットのあるご提案は必ず差し上げております。弊社のシステム開発/アプリ開発の満足度が高い理由はこのような能動型の提案力にもあると考えております。
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