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販売管理システム等の開発

お客様は、月額制の市販パッケージソフトを使用していたが、自社の従業員数やユーザ数が急激に増える中、販売面と発注面における汎用的なパッケージソフトの操作性(カスタマイズの柔軟性など)に限界を迎えていた。パッケージソフトウェア販売会社からの突然のサポート終了のお知らせを受けたことをきっかけに弊社に基幹システム刷新の依頼が入る。

お客様の状況【開発前】

・楽天やGMOメイクショップ等とAPI連携が正常に行えず、手作業・手管理業務が膨大に増え続けていた
・パッケージソフトの機能改修が滞り、業務オペレーション上にも支障が出る
・パッケージソフトのカスタマイズ料金が高く、金額面でも悩みを抱えていた

お客様の状況に対するGeNEEのアプローチ

・汎用的なパッケージソフトとスクラッチ開発した自社システムの違いを説明
・API連携やCSVインポート/エクスポートの処理を予め調査し、理想のシステム像(To-Beモデル)を提示
・事前調査工程及び要件定義の中で実現場のオペレーションを確認し、現場に合ったシステムを設計

リリース後の成果

・ルーチン業務や定常業務の約9割を自動化/機械化し、年間約6,000時間の業務削減を可能に
・現場の方々の特性を踏まえたUI/UXを採用することで、アンケート調査による利用満足度は約90%を超える
・運用保守及び定期改修を行うことで常に「使いやすくて利用勝手の良いシステム」を提供

システム化により、大幅な業務稼働時間削減を達成

市販のパッケージソフトを利用されていた頃、API連携やCSV関連の処理の大半が非効率に行われていた。当時お客様先の担当者が何度もパッケージソフト販売会社に掛け合っていたらしいが、「お客様からご要望いただいたお話は実現することが難しい。」の一点張りで、導入後のサポートはほとんど無いに等しい状況であった。弊社がお客様先を訪問し、実際に現場で使用されているシステムの調査を行ったところ、楽天やGMOメイクショップ等とのAPI連携はそこまで時間をかけることなく、実装が可能ということが判明した。また当時の現場ではCSVインポート・エクスポート作業も一部手作業・手管理で行われており、入力の誤りやデータの投入誤り等によって更なる補正対応・修正対応が生まれ、現場で働く方々は毎日のように残業をしていた。そこで、営業部や管理部の方々が日々どのような業務をなされていて、どこに非効率ポイントが存在しているのか、オペレーション調査を行う。システム化が完了した後、スタッフ3名を減らすことが可能なレベルでの大幅な業務稼働時間削減を実現することができた。

UI/UXの高いシステムはずっと使い続けることができる

業務系システムになると、画面の見映えや作りがかなりシンプルなものが多く、画面を開いた際、瞬間的・直感的にそれらのパーツ(要素)が何を意味しているのか分からないことが多い。GoogleやAppleの台頭により、グローバルサービスの大半には高品質なUI/UXデザインが施されており、地球上で生活する人々の大半が、見栄えもよくて分かりやすい、いわゆる瞬間的・直感的に操作方法が分かるようなシステムやアプリに慣れてきている。そのため、システム(+UI/UXデザイン)投資を怠る会社の従業員は非常に大変な状況にある。とりわけ、新卒で入社する若い従業員は、先述したUI/UXの高いシステムやアプリに慣れてしまっているため、20年や30年以上の昭和時代に作られた旧来型のシステムに触れると、どう操作したらよいのか分からず、困惑してしまうのである。

本プロジェクトでもパッケージソフトのデザイン面は20年以上変更がなく、放置されたものであった。そこからUI/UXも含めて全て刷新することとなった。結果、新システム導入後のアンケートの中で、(勿論定期的な改修作業等は必要になるが、)「UI/UXの高いシステムでしたらずっと使い続けることができる。」という意見やフィードバックをいただくことができた。従業員もひとりのエンドユーザとして捉え、分かりやすくて使いやすいUI/UXデザインを施すことで、業務効率も上がり、業務に対する満足度にも影響を与えるのである。

お客様一社一社に合わせた、
柔軟なフォローアップ体制とアフターフォロー

汎用的なパッケージソフトとは異なり、弊社のようなスクラッチ(オーダーメイド)開発の強みは、お客様のご意見・ご指摘に対し、柔軟にサポートできる点にある。またパッケージソフト販売のように、一定社数に販売できなかったらサポート終了・サービス終了ということも基本的にはない。本プロジェクトのお客様は、10年~15年以上使い続けてきたパッケージソフトの突然のサポート終了に驚き、「今後何を使えば良いのか。」、「新しい基幹システムへのデータ移行はどのような手順で行えばよいのか。」など非常に困惑されていた。基幹システムは企業の中核である。本プロジェクトのお客様は、受発注管理、販売管理、在庫管理の全てをパッケージソフトに委ねていたので、下手をすると、エンドユーザの信頼を失い、倒産という結果を招くこともある。開発会社は、そのようなワーストケース(最悪の事態)をきちんと想定し、行動とサポートする必要があり、基幹システムの導入を検討されるお客様は、パッケージソフトと自社システムとしての開発、どちらが良いかをしっかりと検討する必要がある。

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