弊社が、株式会社ワンズマインド様から依頼を受け、「プロトタイプ開発のメリットとデメリット」に関する記事の監修を担当しました。
同タイトルに対する弊社の評論は以下の通りとなります。
<弊社評論>
プロトタイプの最も大きなメリットは、プロダクト(ここでは、Webサービスやアプリサービスを指します。)のリリース前に最終成果物の品質を高めることができ、後工程の手戻りを未然に防止できる点にあります。
開発会社側がお客様(発注者)側にプロダクト(成果物)を納品するような請負契約の場合、開発会社側が予めアプリやWebサービスのプロトタイプを開発し、お客様側と事前擦り合わせを行うことで、両社間の認識齟齬を防ぐことが可能です。またそのような擦り合わせの機会はプロダクトと本開発前の潜在リスクを検知することに非常に有効です。
プロトタイプ開発にはこのようなメリットがある一方、デメリットも存在します。最も大きなデメリットは、開発にかかる総コストが膨らむ点が一番のデメリットといえます。特に、評価・検証サイクルを繰り返すプロセスを通じ、お客様側の要求・要望が増える傾向があり、細かい部分の手直し修正により、開発コストが膨らんでいくのです。
その修正作業の回数や量によっては工期が長引く可能性も大いにあり得ます。大規模な開発プロジェクトでは、修正箇所も膨大になりますので、年度を跨ぐような作業遅延を引き起こすリスクもあり、そのようなケースではプロトタイプ開発は不向きと言えるでしょう。
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