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2022.12.20

「3倍速開発」に関する実証実験のプレスリリースを配信しました

3倍速開発の実証実験に関するプレスリリース

PR TIMESから3倍速開発に関する実証実験のプレスリリースを配信しました。

プレスリリースの詳細はこちら

 

<実証実験開始の背景>

経済産業省のDXレポート〜ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開〜が公開されて以降、大企業を中心としてDX(デジタルトランスフォーメーション)の動きがより活発になりつつあります。

しかしながら、未だDXプロジェクト始動前で躓いてしまう企業は多数存在しています。

「旧来の自社システムの内部構造が複雑化し、自社の開発リソースだけでは改修が難しい」「新たな業務基幹システム導入に興味はあるが、開発期間の長さがボトルネックになってしまう」等、その理由は様々です。

企業が自社システムをはじめとするプロダクトに求める要素はいくつかあり、主な物を挙げると以下のようなものがあります。

・開発や改修そのものの「速度感」

・機能追加や機能拡張のしやすさを示す「カスタマイズ性」

・プロダクトが障害で停止する事無く稼働し続ける「可用性」

です。

グローバル化が進み、新しいテクノロジーやプロダクトが登場する昨今においては、特に「速度感」の重要度が高まっています。

企業価値を強力に底上げするために、先発優位性の獲得は欠かせません。

私たち株式会社GeNEEは、競合他社よりも早くプロダクトを市場へ投入するために、ユーザーの反応を確かめながら最新テクノロジーを搭載、業務効率化やコストカット、顧客満足度の向上を並行し、速度感のある開発を実現。先発優位性の獲得を強力にサポートします。

今回の実証実験は、自社の業務システムやWebシステムの開発期間の短縮を目標に据えたものです。

経営課題に対するIT・システムの役割とは

 

<実証実験の内容>

3つの開発拠点(想定:日本、北米、ヨーロッパ)を想定し、各地の時差を利用。開発・試験作業を各拠点に分散(1拠点あたり8時間稼働)した体制構築します。

例えば「単体試験の実施」、「各試験結果の分析」、「不適合箇所の解消作業」のように業務工程を切り分け、世界各地の3箇所に分散したプロジェクトチーム内で、開発者によるリレー形式で反復的作業を行います。これにより、通常の1拠点開発と比較して、3倍速の開発速度を達成します。

言うならば「時差を利用した交代勤務体制」を構築。24時間体制の開発を維持し続けるという事になります。
※下図はリレー式開発体制のイメージとなります。

リレー式の開発体制(実証実験)

 

<開発工期の大幅短縮と先発優位性の獲得>

「時差を利用した交替勤務体制」と申し上げましたが、そこには乗り越えるべき壁が幾つか存在するのも事実です。物理的な距離のある複数チームによるプロダクト開発では「開発方針の制定と統一」、「開発環境の同期や連携」、「業務引継ぎルールの策定と遵守」が必要となります。

本実証実験では時差を利用し、理論上3倍速開発を目指しておりますが、実証実験の段階では、通常開発比20%〜25%の工期短縮をもって大きな成果であると考えます。

一連の取り組みが想定通りに機能した場合、企業は以下の状況を獲得する事が出来ると考えます。

・既存市場に存在しないプロダクトの高速開発に成功

・スムーズに上市する事で先発優位性を獲得。大きな利益に発展

現代社会の変化速度は日々高まりを見せており、各企業はその速度に追いつくことが生き残りの重要課題と言えるようになりつつあります。

更に、その社会の変化速度を上回れる企業こそが、業界をリードする発展を可能にすると考えます。

今回の実証実験である「アジャイル型(軌道修正型)の3倍速開発」は、企業にとって大きなアドバンテージをもたらすものになると確信しています。

 

<実験の先に見据えるもの>

確かに現状でも、汎用的なパッケージソフト及びソフトウェアを使った「安価で短期間なシステム導入」は実現可能です。

しかし「汎用的で安価」という着地点で得られるものは、初動の瞬発力のみと考えます。中長期的な視点に立てば、競合他社との差別化や独自性を生み出すことは難しく、待ち受けるのは消耗戦の未来です。

事業の継続性を念頭に、中長期的な企業価値の創出を目標とする場合、自社の業務オペレーションや特性をしっかりと見極め、課題解決を実現するスクラッチ開発が最もフィットします。

高い柔軟性を持ち、痒いところまで手が届き「やりたい事の実現」を可能とするスクラッチ開発は、企業の競争優位性を継続的に維持し続ける開発手法です。

ただし、スクラッチ開発にもデメリットは存在します。

特に開発速度に着目した場合、市販の汎用的なパッケージソフトと比べるとどうしても時間がかかるのが実情です。

換言しますと、開発速度の壁を突破することさえ出来れば「痒いところまで手が届き、競争優位性を維持できるシステムを高速開発」という夢に手が届くと言えます。

以上のような想定を経て、弊社は今回の実証実験「アジャイル型の3倍速開発」の取り組みに辿り着きました。

スクラッチ開発が、課題としていた「時間的制約」の枷から解き放たれるならば、そこには新たな開発の境地である「高速スクラッチ開発」という理想の実現が待っていると考えます。

 

<今後の展望>

株式会社GeNEEは、ITソリューションを提供するコンサルティング事業と開発経験・ノウハウを活かした受託開発事業(システム開発/スマホアプリ開発/AIツール開発など)を通じ、お客様が抱える業務的・組織的課題の解決をサポートし続けます。

日々デジタル化が進む現代社会を、より効率的でスマートなものへと変革します。

 

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