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業務システム開発に使用されるおすすめ開発言語

株式会社GeNEE_業務システム開発・基幹システム開発

 

業務システム開発に使用される開発言語の一覧

業務システム開発には、さまざまな開発言語が使用されます。その中でもよく使われる開発言語は、

 

・PHP

・Python

・Java

・各種C言語(C、C++など)

・C#

・(一部の業界では)COBOL

・Java Script

・Ruby(Ruby on Rails)

・TypeScript

 

があげられます。各開発言語の特徴と実際にどのようなケースで導入されているのか、見ていきたいと思います。

PHP(ピーエイチピー)

まず初めにPHPについて、ご紹介します。読み方はピーエイチピーです。Webシステムの開発、Webサービスの開発によく使われる人気の開発言語のひとつです。

バックエンド(サーバサイド)で使用される開発言語で、DB(データベース)との連携、ログイン/ログアウト機能や問い合わせ機能、スケジュール予約機能といった動的要素部分にこのPHPが使われています。

既成のテンプレートやプラグインを利用することで、開発を効率的に行うことができるCMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)の一つ、Word Press でもこのPHPが採用されています。

後述しますが、PHPはスクリプト言語に分類されます。

 

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Python(パイソン)

こちらも人気開発言語の一つです。Pythonは、文法がとてもシンプル明瞭で、共同開発にも向いています。またAIやMachine Learning(機械学習)に使用されるフレームワーク(以下、FWとします。)やライブラリが豊富に揃っており、2010年前半~後半にかけて、大きな注目を集めるようになりました。この後ご紹介するJavaと同じように、汎用性のある開発言語になりますので、様々な分野で利用されています。

これまで数学・統計の分野では、使いやすさの観点からR(アール)がよく使われますが、最近ではこのPythonが統計解析等でもよく使われています。

後述しますが、このPythonはPHPと同様、スクリプト言語に該当します。

Java(ジャバ)

続いて、Javaになります。OS(オペレーティングシステム)に依存しない開発言語としてこちらも根強い人気があります。またJVM(Java Virtual Machine)と呼ばれる仮想マシンが動作するコンピュータであればどのような端末でも動作するため、こちらも人気を集める理由の一つと言えるでしょう。

JavaはPythonと同様、汎用性に優れており、Webシステムの開発からWindows向けPCアプリなど、様々な分野で使用されています。Android端末用のスマホアプリもAndroid-Javaと呼ばれるJavaの派生開発言語で作ることが可能です。

システム開発においては、実行速度も重要な要素の一つです。Javaは速度にも優れた開発言語の一つです。Javaはコンパイラ言語に分類されるもので、このコンパイラ言語は事前に機械用のソースコードにコンパイルするため、対極にあるインタプリタ型言語と比較すると、実行速度が速いです。そのため、大規模なシステム開発にも採用されることが多いです。有名処では、行政が取り扱う住民情報システム、クラウド型ストレージサービスのエバーノート、大手金融機関の基幹システムなどに採用されている開発言語です。

後述しますが、JavaはPHPとPythonと異なり、コンパイラ言語に該当します。コンパイラ言語とスクリプト言語の違いは次章で説明いたします。

C言語、C++(シー言語、シープラプラ)

4つ目は、C言語になります。C言語も先ほどご紹介したJavaやPythonと同様、汎用性の高い開発言語になります。C++は、Cの後ろにプラスが2つ付いている通り、C言語を進化(強化)させた言語と捉えていただけたらと思います。

情報系の学部/研究科に所属する学生は、プログラミング基礎の授業で、C言語を学ぶことが多いでしょう。Pythonやこの後ご紹介するRuby(Ruby on Rails)と比較すると、習得が難しい開発言語ではありますが、会得すると堅牢性のあるシステム開発等も可能なので、学んでおいて損はないでしょう。

あまりイメージがつかないかもしれませんが、Google社が提供するブラウザ、Google ChromeやApple社が提供するブラウザ、SafariといったブラウザサービスもこのC言語で作られています。また組み込み系の開発で最も使用されているのもC言語になります。ハードウェアをコントロールするファームウェア、スループットを保証する必要があるリアルタイムなトランザクション、プログラムをなるべく小さくする必要がある小型MCUといったソフトウェア開発に向いていると言えるでしょう。

C言語の歴史は長く、誕生から既に40年以上が経過しています。その歴史とともに、C言語は進化し、エンジニアの思い通りに動作する柔軟性を持つことになりました。

後述しますが、C言語、C++はJavaと同じコンパイラ言語に該当します。

 

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COBOL(コボル)

続いて、COBOLをご紹介いたします。COBOLは歴史が深く、元々は商業計算用の開発言語として作られました。現代社会のようにPC端末やタブレット端末、スマートフォン端末がない頃に作られた開発言語ということもあり、昨今の開発にはほとんど使用されていません。

ただ冒頭でお伝えしましたように、COBOLは一部の業界・分野で今でも使われています。例をあげますと、大手金融機関(銀行や生命保険会社)、官公庁です。全国に広がるような大規模システムの場合、他開発言語への移行が非常に大変であり、リスクも伴います。そのため、現代社会においてもCOBOLの需要は一定数あり、今後も完全に消滅することはない開発減と言えるでしょう。

後述しますが、COBOLはJava、C言語、C++と同じコンパイラ言語に該当します。

JavaScript(ジャバスクリプト)

6つ目は、JavaScriptになります。エンジニア業界ではJavaScriptの略称として、JS(ジェーエス)という言葉を使います。名前は似ていますが、Javaとは全く関係のない開発言語です。

Java Scriptは、主にフロントエンド開発で使用される開発言語です。主にはWeb画面内での動き(アニメーションなど)を持たせるために使用されますが、サーバサイドとの連携を円滑に行うための役割も担っています。JavaScriptには豊富なライブラリが存在しており、その中でもNode.js(ノードジェーエス)を活用することで、サーバサイド側の開発も可能です。

後述しますが、Java Scriptは冒頭でご紹介したPHP、Pythonと同じスクリプト言語に該当します。

Ruby(ルビー)

7つ目は、Rubyです。RubyのFWとして、Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)がよく使われることもあり、エンジニア業界では、Rails(レイルズ)という言葉で表現することが多いです。

Rubyは、業務管理システムやECアプリ、Webサービスの開発など、幅広い用途で使われるため、多方面から需要があり、こちらも人気の開発言語の一つと言えます。

Rubyメリットはたくさんありますが、最も大きな利点としては、記述量が少なく、シンプルで読みやすいプログラムが書ける点、そして自由度が高く、複雑な処理を簡潔な記述で表現できる点、Ruby on RailsのFWを上手く活用することで、高速な開発・改修作業が可能な点、にあると言えます。

後述しますが、RubyはPHP、Pythonと同じスクリプト言語に該当します。

TypeScript(タイプスクリプト)

最後は、TypeScriptです。TypeScriptは、比較的新しい開発言語です。2014年頃、Microsoft社によって開発・公表がなされました。JavaScriptを拡張して作られており、TypeScriptで記述されたソースコードはコンパイルを行うとJavaScriptのコードに変換されます。そのため、JavaScriptが実行できる環境であればすぐに使用ができ、JavaScript系のライブラリもTypeScriptから利用可能です。互換性の高さが大きな利点と言えるでしょう。

またTypeScriptには「Type」という言葉が含まれている通り、型による静的チェックが目玉機能と言えます。TypeScriptにおおける型(Type)のチェックは、プログラムを実行しなくてもプログラムの欠陥に気づくことが可能です。バグ(不適合)は検知が遅くなればなるほど改修コストが高くつきますが、TypeScriptはコーディング中に頻繁にバグをチェックすることができ、早期発見による改修コストを抑制することができます。また型が存在することで、プログラムの可読性や理解のしやすさが上がり、Editorの補完機能を活用することができ、コーディングの効率も向上します。

このような特徴があるTypeScriptは、大規模なプロジェクトチーム開発に向いている開発言語といえます。先述の通り、変数のデータ型をあらかじめ決められること、1つの関数定義で異なるデータ型の引数を処理できることから大規模なチーム開発にも強く、2017年にはGoogle社が社内の標準開発言語の一つとしてTypeScriptを採用しました。TypeScriptは、米国だけでなく、日本国内でも少しずつ広がりを見せており、将来性の高い開発言語の一つと考えられます。

TypeScriptはPHP、Python、JavaScript、Rubyと同じスクリプト言語になります。

スクリプト言語とコンパイラ言語の違い

前章では、各開発言語の特徴、メリット、デメリットなどをご紹介しました。またその中で、スクリプト言語とプログラミング言語の分類を行いました。具体的には、COBOLやJavaはプログラミング言語に該当し、PHP、Pythonはスクリプト言語に該当する、とお伝えしました。本章ではスクリプト言語とプログラミング言語の2つの言語の違いについて、ご説明できたらと思います。

スクリプト言語とは

本記事でご紹介した中で、PHP、Python、Ruby(Ruby on Rails)がスクリプト言語に該当する開発言語になります。スクリプト言語は、開発で使用されるソースコードの内、可読性に優れており、コンパイラ言語と比較してシンプルな記述が可能なプログラミング言語の汎称です。旧来型のプログラミングは、この後ご紹介するコンパイラ言語と呼ばれる、いわゆる機械が理解する言葉での記述・使用が主流でした。そのため、学習に費やすコストが非常に重たく、開発の難易度も高いものでした。そのような実情を打破するために登場したのが、スクリプト言語です。スクリプト言語は、人間が読んでもある程度プログラムの意味を理解できるため、可読性を高めることになりました。

スクリプト言語を使用する場合、シンプルなソースコード記述が可能になるため、プログラムの実行工程にもスピード感を持って移ることができます。またソースコードエラーやバグの改修にも素早く対応ができるため、速度感が重要となるプロジェクトと相性が良い言語といえます。

加えて、スクリプト言語はライブラリが豊富に存在します。このライブラリは、よく使用される便利なプログラムコードを一つの群としてまとめたものを意味します。開発の要所でライブラリを上手く活用することで、さらにスピード感をもたせた開発・改修が可能となります。

コンパイラ言語とは

プログラミング言語の中には、先ほどご紹介したスクリプト言語の他にコンパイラ言語というものが存在します。そもそもコンピュータは人間の言葉を理解できませんので、コンピュータが理解できるように言葉を翻訳してあげなければなりません。この翻訳作業が前述した「コンパイル」と呼ばれる作業です。つまりコンパイラ言語とは、人間が理解できる言葉をコンパイル(翻訳)し、コンピュータに指示できるようにするための言語なのです。代表的なコンパイラ言語は、前述しました通り、Java、C言語、C++、C#になります。

スクリプト言語は、人間が理解しやすい言語設計となっており、コンパイラ言語は機械が理解できる言語設計になっている、という大きな違いがあるのです。

 

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業務システム開発の注意点

業務システム開発プロジェクトを進行する中で、注意すべき点は、以下の3点になります。

 

  • 開発後の軌道修正は可能な限り避けること
  • プロジェクト関係者がしっかりとコミュニケーションを取ること
  • 業務システム開発の責任者がコミットすること

 

業務システム開発を開始した後、進行途中に「やっぱりこうしたい」と軌道修正することは、非常に危険です。危険な状態に陥らないように、事前に開発の方向性や方針をしっかりと議論するようにしましょう。

また、プロジェクト関係者間のコミュニケーション不足は開発の遅延やトラブルを招きます。適時必要なタイミングでしっかりとコミュニケーションをしっかりととるように心がけましょう。「些末なことだし、これは伝えなくても大丈夫だろう。」と思わず、少しでもリスクを伴うと感じたら業務システム開発プロジェクトメンバー間で話し合うことをおすすめします。

まとめ

本記事はこちらで以上となります。いかがだったでしょうか。

 

AIやIoTの発展とともに、昨今の業務システム開発は複雑化を増しています。そのため、自社が開発する業務システムの性質や特性をしっかりと見極め、適切な技術選定を行うことが重要です。また業務システム開発のプロジェクトが失敗に終わらないように、プロジェクト開始後、関係者間でしっかりとコミュニケーションを取りましょう。プロジェクト責任者を任命し、コミットさせることも一つの策と言えるでしょう。

システム開発の経験がない方や少ない方、社内決裁や稟議を通すことに自信がない方は、企画・構想の段階から開発会社に協力をお願いすると良いでしょう。

 

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