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公開日:2025.11.26 更新日:2025.11.26

業務フロー図で終わらせない業務可視化とは?BPRにつなげる実践ステップ

業務フロー図で終わらせない業務可視化とは?BPRにつなげる実践ステップ_アイキャッチ

目次

現場の業務が属人化し、ブラックボックス化している――そんな課題を抱える企業は多く存在します。業務の全体像をつかむために業務フロー図を描いても、結局は「見える化」で止まり、改善につながらないケースも少なくありません

本記事では、業務フロー図を起点に課題を抽出し、業務の再設計・最適化へとつなげるためのステップを解説します。

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なぜ業務がブラックボックス化するのか?

なぜ業務がブラックボックス化するのか

業務改善の第一歩は「現状を正しく把握すること」ですが、実際には業務の全体像が見えない、つまりブラックボックス化している状態に陥っている企業が少なくありません。担当者以外には分からない作業が多く、情報共有も体系化されていないため、業務が属人化し、効率も再現性も失われています。

なぜ、業務はこれほどまでに見えにくくなってしまうのでしょうか。

属人化とローカル最適の積み重ね

業務がブラックボックス化する最大の原因は、属人化とローカル最適の積み重ねにあります

長年の業務の中で、その場しのぎの対応や、個人や部署ごとのやり方が独自に最適化されていくことで、業務は誰にも全体像が見えない状態へと変化していきます。結果として、非効率やミスが起きても根本原因が特定できず、改善にもつながりません。

注意が必要な傾向

状態内容結果
属人化一部の社員しか手順を知らない業務が増える引き継ぎが困難、業務が止まるリスクが高まる
ローカル最適各部署・個人単位で業務が効率化される全体最適が損なわれ、連携が弱くなる
暗黙知の固定化ルールが文書化されず、口頭で伝承される新人が育ちにくく、再現性が低下する

こうした小さな歪みが時間をかけて積み上がることで、全体としての業務プロセスが見えなくなってしまうのです。

「現場に聞かないと分からない」状態が危険な理由

「現場に聞かないと分からない」は、改善を止める危険なサインです一部の担当者しか業務の詳細を知らない状況は、業務が属人化し、可視化が困難であることを意味します。このような状態が放置されると、業務改革の取り組み自体が進まなくなります。

特に以下のようなリスクが顕在化しやすくなるでしょう。

  • 担当者が退職・異動すると業務が停止する
  • プロセスの標準化ができず、ツール導入や改善活動が空回りする
  • 経営層や他部署が業務の実態を把握できない

業務フロー図を描こうにも、関係者の口頭説明に頼るしかないような状況では、業務改革の出発点でつまずくことになるでしょう

業務フロー図が描くだけで終わってしまう理由

業務フロー図が描くだけで終わってしまう理由

業務可視化の一環として業務フロー図を作成したにもかかわらず、改善にはつながらなかったという話は少なくありません。なぜフロー図を描いたのに、業務が変わらないのか。多くの企業が陥っているのは、「見える化」だけで満足してしまう構造的な問題です。

現状の把握にとどまり、そこから先の分析や再設計に踏み込めない企業には、いくつかの共通点があります。

ここでは、可視化が目的化してしまう背景と、改善につなげるために欠かせない視点を見ていきましょう。

現状のフローの可視化にとどまる企業の共通課題

業務フロー図を作って終わる企業は、「目的の欠如」と「活用の想定不足」という課題を抱えています。

業務フロー図はあくまで手段に過ぎませんが、描いたこと自体に満足してしまうと、その先の分析や改善が置き去りになります。現場でよく見られるのは、「とりあえず現状を整理してみた」というレベルで止まってしまうケースです。

可視化で止まってしまう企業に共通する傾向

課題内容影響
目的の不明確さフロー図作成のゴールが設定されていない分析・改善フェーズに移れず、放置されがちになる
アウトプットの活用不足フロー図が一部関係者だけで閉じられる組織全体での共有・活用が進まない
業務単位での視点不足個別作業の羅列にとどまっている課題の本質にたどり着けず、改善案が曖昧になる

業務フロー図は、「描いたあとにどう使うか」までを設計して初めて意味を持ちます。その設計がないままでは、せっかくの可視化も資料として棚にしまわれ、次に活かされることはありません。

可視化と分析の間にある「設計思考」の欠落

業務を「どう変えたいか」という視点が欠けていると、可視化から改善にはつながりません。

フロー図を描くこと自体は、現状を写し取る作業にすぎません。そこから課題を読み取り、理想の業務像(To-Be)を設計するには、業務設計の視点が必要です。多くの企業がこの段階でつまずくのは、設計思考がプロジェクト全体に組み込まれていないためです。

設計思考が欠けている状態でよく見られる状況

  • 現状のプロセスを「そのまま残すこと」が前提になっている
  • 改善ポイントが感覚的にしか語られない
  • 理想像がないまま施策が走り、現場の納得感が得られない

業務改善は、単なる現状整理ではありません。可視化した内容をどう読み取り、どんな姿に再設計するかを考えることが本質です。そのためには、「今何が起きているか」だけでなく、「なぜそうなっているか」「どうあるべきか」を問い直す視点が求められます。

業務フロー図を業務改革につなげるための3ステップ

業務フロー図を業務改革につなげるための3ステップ

業務フロー図を描いたものの、具体的な改善策につながらない。多くの企業がこの壁に直面しています。原因の一つは、可視化と業務改革の間にある「思考の断絶」です。業務改革を成功させるには、フロー図を起点とした3つのステップを明確に踏む必要があります。

ここでは、可視化の先にある業務改革の実行までを見据えたプロセスを整理しましょう。

Step1:業務可視化の目的を明確にする

業務を可視化する前に、「なぜ可視化するのか」を明確にしておくことが最も重要です。

目的が曖昧なまま業務フロー図を作成しても、分析や改善の方向性が定まらず、成果が出にくくなります。現状把握だけが目的なのか、業務の再設計を目指すのかで、フロー図の粒度や抽出すべき情報は大きく変わります。

よくある可視化の目的例

可視化の目的活用場面期待される成果
属人業務の見える化引き継ぎ、マニュアル作成業務の標準化、教育コスト削減
業務負荷の偏り把握組織再編、人員配置生産性向上、リスク分散
非効率工程の抽出業務改善、IT導入コスト削減、業務スピード向上

業務フロー図は、目的に応じた「問い」が設定されて初めて、価値ある情報として機能します。そのため、作成に入る前の段階で、関係者と「何を知りたいのか」「何を変えたいのか」をすり合わせておきましょう。

業務可視化の第一歩として重要なのが「棚卸し」の視点です。全体像を正しく捉えずにDXやシステム導入に踏み切ってしまうと、後々の手戻りやツールの形骸化を招くことにもなりかねません。可視化のスタート地点で何を考え、どう進めるべきかを深掘りしたい方は、以下の記事も参考になるでしょう。

関連記事:業務棚卸から始める業務プロセス可視化

Step2:課題のボトルネックを特定する視点

フロー図を眺めるだけでは、課題の本質は見えてきません。重要なのは、そこから「なぜ止まっているのか」を読み取る視点です。業務フロー図の中には、負荷が集中している工程や、役割があいまいな部分、承認や判断の停滞など、問題の兆候が数多く隠れています。

課題を特定するための視点

  • 工程の集中:一人にしかできない処理が集まり、負荷が偏っている
  • 多段階の承認:意思決定のスピードが遅く、対応が後手に回る
  • 役割の不明確さ:誰が最終責任を持っているのか分からない
  • 手戻りの発生:入力ミスや仕様確認不足による再処理が多い
  • 例外処理の頻発:標準フローでは対応できないケースが頻出している

フロー図は「構造を捉える道具」であり、「現象の背景を読み解く思考」があって初めて、改革の出発点として機能します。一見スムーズに流れているように見える業務ほど、深堀りする価値があるのです。

Step3:To-Be設計と業務再構築の実行計画を立てる

業務フローの価値は、To-Beを描き、実行に移すところにあります

現状の業務を可視化し、課題を抽出したら、次は理想の業務プロセスを設計し、その実現に向けた具体的なアクションを計画に落とし込みましょう。

再設計のポイント

  • 業務の目的に立ち返る:「なぜこの業務が存在しているのか」を問い直す
  • 手段の再構成:自動化できる工程、削減できるフローはないかを検討
  • 責任と判断の明確化:誰が何を決めるかを明文化し、属人化を排除
  • 関係者の巻き込み:現場の声を取り入れ、納得感と実行力を高める

To-Be設計は、単なる理想論ではなく「実行できる計画」とセットで初めて意味を持ちます。そのため、改善施策は「いつ・誰が・どの順で進めるか」までを具体的に定め、現場で実装できるレベルまで落とし込むことが必要です。

業務の再構築に取り組む際は、「何をどこから変えるべきか」という設計そのものに加え、変革の手法も重要になります。属人化の排除や非効率の解消にとどまらず、業務の構造自体を見直す視点が必要です。

下記の記事では、プロセスの再設計を成功に導くMVP開発というアプローチについて、段階的な進め方と実践のポイントを詳しく解説しています。業務構造改革の具体像をつかみたい方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:業務構造改革とは?最適化を実現するMVP開発アプローチと成功ステップ

業務フロー可視化 × 業務改革(BPR)で得られる成果とは?

業務フロー可視化 × 業務改革(BPR)で得られる成果とは?

業務フロー図の作成と、それを起点とした業務改革(BPR)には、単なる効率化にとどまらない多くの成果が期待できます。可視化だけでは見えなかった構造的な課題を浮き彫りにし、そこから業務を再設計することで、組織全体の生産性・柔軟性・将来性が大きく高まります

ここでは、実際に業務フローの見直しとBPRを進めた企業が得ている代表的な成果を見ていきましょう。

業務の再設計によるコスト構造の見直し

業務フローを見直すことで、隠れたコストの構造そのものを変えられます

業務の属人化や重複作業、非効率な承認プロセスなどは、一見コストとは関係なさそうに見えて、実際には人的資源や時間の浪費につながっています。可視化によってプロセス全体が俯瞰できるようになると、どこで無駄が生じているかが明らかになり、工程そのものを削る・簡素化する・自動化するといった判断が可能でしょう。

すぐにできる改善例

再設計内容効果
手入力→RPA化入力ミス削減・作業時間大幅短縮
二重チェックの廃止必要工程の見極めによる効率化
承認フローの再定義意思決定スピードの向上

結果として、人件費や外注費、管理コストなどの構造を抜本的に見直すきっかけとなるでしょう。

人的リスクの軽減と属人業務からの脱却

業務の可視化とBPRは、属人化した業務のリスクを減らし、組織としての対応力を高める効果があります。

担当者しか分からない業務がある状態では、急な退職や異動、休職が発生した際に、その業務自体が止まってしまう危険があります。小さな組織に限らず、大手企業でも特定の領域で見られる構造的なリスクです。

BPRの過程で次のような効果が期待できます。

  • 作業手順・判断基準の明文化:業務の再現性を高める
  • 役割の明確化と分担:業務の属人化を防ぐ体制づくり
  • 教育コンテンツやマニュアルの整備:新人や異動者の立ち上がりを加速

こうした取り組みによって、業務が「個人の知識」から「組織の資産」へと転換されていきます。

属人化や情報の分断といった課題を解消するには、業務マニュアルの整備が欠かせません。

特にマニュアルのデジタル化は、再現性のある業務運営の基盤となり、DXや業務改革の効果を持続させる上でも重要です。

属人業務からの脱却を本気で目指す企業に向けて、実践的な整備のステップと考え方を解説した下記の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:業務マニュアルのデジタル化とは?成功の鍵とDXを実現する進め方

IT導入やDXにおける前提設計の質が上がる

業務フローが整理されている組織は、IT導入やDXの土台がすでに整っている状態と言えます。

一方で、業務の実態が見えていない状態でツール導入を進めると、「導入したが使われない」「既存業務と合わずに混乱を招く」といった問題が頻発します。BPRによって業務設計が整理・再定義されることで、IT導入時に求める機能要件が明確になり、選定や実装の精度が高まるでしょう。

BPRを経た組織で得られるIT・DX面の成果例

項目効果
要件定義の明確化ツールの選定ミスを防ぎ、実装をスムーズに進められる
現場ニーズの可視化現実に即した業務設計となり、現場への定着率が上がる
システム連携の設計部門間連携やデータ統合の精度が向上する

ITは業務の延長線上にあるため、フローが整っていなければテクノロジーの力を十分に活かせません。
だからこそ、業務の再構築はDXにおける「最初にやるべきこと」として位置付けられるのです。

BPRを業務部門の自己責任にしないために必要なこと

BPRを業務部門の自己責任にしないために必要なこと

BPRは、現場の業務をよく知る部門が主導するべきだ——この考え方自体は正しく見えますが、実際には業務部門に改革の全責任を負わせる構造こそが、BPRを失敗に導く原因になっています

現場を理解していることと、業務を変革できることは別問題です。実際のBPRプロジェクトでは、業務部門が主体で進める場合ほど、改革が止まりがちになる傾向があります。

ここでは、なぜ業務部門だけで変革が進まないのか、そしてプロジェクトを成功させるために必要な支援や体制について探っていきましょう。

業務の中にいる人が改革を進められない構造的理由

業務を熟知している担当者ほど、構造を疑う視点を持ちにくいというジレンマがあります。

長くその業務に関わってきた担当者は、現行のやり方に慣れているぶん、非効率やボトルネックを「当たり前」として受け入れてしまいがちです。また、業務の継続性や安定運用が最優先になっている現場では、大きな変化を生む決断がしづらい構造です。

加えて、改革によって自らの仕事のやり方が変わることに対して、無意識の抵抗感を持つケースも少なくありません。現場に改革の発案と実行の両方を求めることは、冷静に考えれば無理があるのです。業務の中にいる人こそ、業務の外からの視点や支援を必要としているという前提を持つことが、改革の土台になります。

外部視点とファシリテーションがもたらす変化

改革を推進するには、「問いを立てる力」と「議論を前に進める力」が不可欠です。

この2つは、日常業務の延長線上では得られにくいスキルであり、BPRにおいて外部のファシリテーターが果たす重要な役割でもあります。さらに、利害関係者が多く、部署横断で進める必要があるBPRにおいては、関係者全員が納得しながら議論できる場作りが極めて重要です。

その際に、外部のファシリテーターが中立的な立場で意見を整理し、議論を論点ベースで深掘りすることで、組織としての意思決定が加速するでしょう。現場に負荷をかけすぎず、変革の方向性を明確に導く存在が求められるのです。

「変えられる人」がプロジェクトに必要

BPRを成功させるためには、現場を知る人と、現場を変えられる人の両方が必要です。

現場の業務に詳しい人材が課題を把握し、そこに外部の支援者や、全体最適の視点を持つ人材が加わることで、変革が現実的に動き出します。特に重要なのは、単なる実行担当者ではなく、「業務を構造から見直し、変化を受け入れられる人」をプロジェクトの中心に置くことです。

変革に強い組織に共通する人材

  • 組織全体を俯瞰できる視点を持っている
  • 既存業務に執着せず、改善に前向き
  • 利害の異なる関係者の意見を調整できる

こうした人材が現場と経営をつなぐ「翻訳者」となり、プロジェクトの要となります。BPRは構造を変える取り組みであり、従来の延長線上にいるだけでは実現できないからこそ、組織の中に「変えられる人」を戦略的に配置する視点が欠かせません。

業務フロー可視化に失敗しない企業の共通点

業務フロー可視化に失敗しない企業の共通点

業務フローの可視化は、単なる図解作業ではありません。成果につながるフロー図には、戦略と現場理解、そして目的意識が備わっています

一方で、可視化に着手したもののプロジェクトが途中で頓挫したり、作ったフロー図が活用されずに放置されたりするケースも少なくありません。

では、可視化から実際の業務改革につなげている企業は、どこが違うのでしょうか。ここでは、可視化プロジェクトを成功に導いている企業が共通して実践している3つの視点を紹介します。

小さく始めて、確実に成果を出すフロー設計

成功する企業は、全体をいきなり可視化しようとせず、限定された範囲から小さく始めています

業務フロー全体を一気に洗い出そうとすると、関係者が多くなり、情報も複雑化しがちです。その結果、収集や整理に時間がかかり、プロジェクトが迷走することが珍しくありません。

実際に成果を出している企業の進め方

取り組み方狙い効果
部署・業務単位で範囲を区切る対象を明確にする初期設計がぶれず、分析しやすくなる
時間単位や月次処理など、頻度で切る反復性の高い業務に集中改善効果が現れやすく、実感を得やすい
成果を出しやすい領域を選定成果を早期に示す社内の理解・協力を得やすくなる

初期段階で小さな成果を出すことで、社内の期待感とプロジェクト推進力が高まります。だからこそ、「どこから手をつけるか」という戦略的な設計が重要になるのです。

分析フェーズに問いを持ち込む姿勢

可視化を通じた業務改革では、「問いの質」が成果を左右します。

フロー図を描いたあとの分析フェーズで、単に「現状を確認する」ことに終始してしまうと、そこから先に進むことはできません。成功している企業は、分析段階において「なぜこの手順があるのか」「この作業は何の価値を生んでいるのか」といった問いを積極的に持ち込んでいます。

期待される効果

  • 不要な工程に気づける:「昔からやっているだけ」といった作業の見直し
  • 役割の曖昧さが浮き彫りになる:判断や承認の重複・抜け漏れに気づく
  • 改善の優先度が明確になる:全体に与えるインパクトで施策を整理できる

問いがなければ、フロー図は単なる現状把握の図にとどまるでしょう。業務改革を進めるためには、可視化の次に「考える」プロセスを組み込むことが欠かせません。

現場ヒアリングの質がプロジェクトの成否を分ける

業務可視化プロジェクトにおいて最も重要なのは、ヒアリングの設計と実行力です。

業務の実態を正確に把握するには、担当者からのヒアリングが欠かせませんが、単なる作業手順の聴取では本質にたどり着けません。成功している企業は、ヒアリングの場を「課題を引き出すための対話の場」として位置づけ、質問の切り口や流れに工夫を加えています。

ヒアリングの工夫

  • 「何をやっているか」ではなく「なぜやっているか」を尋ねる
  • 作業の裏にある判断・工夫・苦労に焦点を当てる
  • 個別ではなくチームヒアリングで相互確認を行う

ヒアリングの質が低いままでは、フロー図自体の精度も低くなり、誤った前提で改革が進んでしまいます。だからこそ、形式的に話を聞くだけでなく、現場の実感を丁寧にすくい取る力が、プロジェクトの成否を大きく左右するのです。

GeNEEが支援する「業務フロー起点のBPRアプローチ」

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業務を見直すとき、「今、どんな業務が、どのように行われているのか」という全体像がつかめていない状態では、的確な改革は望めません。

GeNEEでは、DX/ITコンサルティングの一環として業務プロセスの可視化を起点とした支援を行っています。

初期段階では、ビジネスプロセスの棚卸しを行い、デジタル化すべき業務の優先順位を選定します。次に、課題解決に向けての障壁やリスクを洗い出し、それらを踏まえた解決策を企画・立案。SaaS導入やフルスクラッチ開発など、企業ごとの特性に応じた手法を提案しています。

最終フェーズでは、デジタイゼーション、デジタライゼーションに移行し、PDCAサイクルを回しながらDXを推進。GeNEEはシステム開発やスマホアプリ開発にも対応しているため、設計から実行・運用までを一貫して支援できる体制を備えています。

単発のIT導入やマニュアル作成だけではなく、構造そのものを見直すアプローチがGeNEEの支援の本質です。業務の複雑化や属人化、ブラックボックス化といった課題に悩む企業にとって、「業務フロー起点のBPR」は、見える化から変える化への確かな一歩となるはずです。

まとめ:業務フロー図は「見える化」ではなく「変える化」へ

業務フロー図は「見える化」ではなく「変える化」へ

業務フロー図は、単に作業手順を整理するためのツールではありません。本来の目的は、業務の全体像を把握し、課題を可視化し、変革へとつなげていくことにあります

現状を描くだけで終わるのではなく、なぜその業務が存在するのか、どうすればより良くなるのかを問い直すことで、はじめて業務フロー図は意味を持ちます。業務の属人化や非効率に悩む企業こそ、フロー図を「変えるための道具」として活用すべきでしょう。

可視化はゴールではなく、改革のスタート地点です。

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監修者
飯嶋シロ
飯嶋シロ
コンテンツマーケティングディレクター
<略歴>

慶應義塾大学卒業後、日系シンクタンクにてクラウドエンジニアとしてシステム開発に従事。その後、金融市場のデータ分析や地方銀行向けITコンサルティングを経験。さらに、EコマースではグローバルECを運用する大企業の企画部門に所属し、ECプラットフォームの戦略立案等を経験。現在は、IT・DX・クラウド・AI・データ活用・サイバーセキュリティなど、幅広いテーマでテック系の記事執筆・監修者として活躍している。

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