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公開日:2022.10.31 更新日:2025.09.14

Ruby / ルビーとはどのような開発言語か。Rubyで出来ること・事例を紹介



WEBアプリの開発を検討するとき、Ruby(ルビー)というプログラミング言語をよく目にすることがあると思います。このRubyという言語は、シンプルで見やすいということが何よりもの特徴として挙げられ、日本だけでなく海外でも多く使用されています。それではなぜRubyが人気があるのか、Rybyとはそもそもどのような言語なのか、また実際にRubyを用いた開発で実現できること、具体的なWEBアプリの事例を本記事ではご紹介、解説していきたいと思います。是非最後までお付き合いください。

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Rubyとは?

Rubyは日本人の技術者が開発した日本製のプログラミング言語であり、WEBアプリの開発に用いられることが多いバックエンドの開発言語です。データやそこに作用する手続きの集合体をオブジェクトとして表現するオブジェクト指向言語で、シンプルに短いコードで記述できるという特徴があります。このことから保守性が高く、さらに自由度の高いコーディングができます。また、元々楽しくプログラミングすることを目的として開発された言語のため、RubyのフレームワークであるRuby on Railsを使えば手軽にスマホアプリも開発することが出来ます。

※参照サイト:

Rubyとは

②Rubyが愛される理由

Rubyの特徴

先述した通り、Rubyはオブジェクト指向言語として開発されたという特徴を持っています。他のプログラミング言語と比較をしてみても、より純粋なオブジェクト言語であると言えます。それでは、この他にも大きく2つの特徴が挙げられるので、見ていきましょう。

・短期間でコストを抑えた開発が可能

・汎用性の高さ

短期間でコストを抑えた開発が可能

Rubyを使用した開発の需要は、スタートアップやベンチャー企業界隈で非常に高くなっています。
その背景には、Ruby on Rails(テック界隈ではRORという略称が用いられます。)というフレームワークの存在があると言えます。このRuby on Railsのフレームワークを上手く活用することで、コードを0から書かずに実装を進められるという利点があります。それ故、実装工数が減り、開発速度も上がり、短期間になることで人件費も抑えることができるというわけです。このような理由から、「WEBアプリを活用して事業を早く始めたい!」というスタートアップ企業やベンチャー企業から需要が高まっていると言えるでしょう。

汎用性の高さ

プログラムを書く際に必要な記号が、最小限の数に納められているシンプルな文法が特徴的で、より少ない字数でプログラムを書くことができます。また、プログラムの一部を自由に変更できる柔軟性を兼ね備えており、この柔軟性が故にプログラマーを制限せず、自由度の高い開発ができると言えます。
これらのことに加えて、Rubyにはたくさんのライブラリが存在しており、実現したい機能によってライブラリを使い分けていくことで、様々な機能を簡潔に実現することができるという利点があります。ライブラリの数が多いということは、その分多岐に渡った機能の実装が可能となります。また汎用性のとても高い言語ですので、日本国内にもRubyエンジニアは多く、開発の引継ぎや開発人員を追加する速度感をもたせた開発も可能となるでしょう。

Rubyで実現可能なこととは?

RubyはWEBアプリの開発が得意な言語ですが、それ以外にもできることは数多くあります。この章では、Rubyを活用して実現できることの代表的な8つの項目を挙げてご紹介していきましょう。

(1)WEBアプリ開発

(2)スマホアプリ開発

(3)ゲーム開発

(4)SNSプラットフォームの高速開発

(5)チャットボット開発

(6)ポータルシステム

(7)スクレイピング

(8)API開発

WEBアプリ開発

Ruby on Railsというフレームワーが備わっているため、それを用いてWEBアプリを開発することに長けています。PHPやPythonなどのプログラミング言語でもWEBアプリの開発は可能ではありますが、処理のスピードや効率性では一部Rubyが優勢なため、人気が高い理由も納得です。具体的に活用されているWEBアプリとしては、料理レシピ紹介系アプリの「クックパッド」などが挙げられます。Rubyと同じように人気のPHP、Pythonについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。

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Rubyと同様、高い採択率を誇るPHPに関して、以下の記事に纏めております。ご興味ある方は是非こちらも合わせてご覧いただけたらと思います。
関連記事PHP/ピーエイチピーとはどのような開発言語か。特徴や活用事例から解説
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WEBアプリ開発に用いられる人気言語の一つ、Pythonについてより詳しく理解したい方は下記の記事をご参照ください。
関連記事Python/パイソンとは何か?PythonによるWEBアプリ開発初心者にも分かりやすく解説
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スマホアプリ開発

あまり知られていないませんが、Rubyでもスマホアプリの開発は可能です。確かに、Androidのスマホアプリの開発にはKotlinやAndroid-Java、iOSならSwiftが用いられることが一般的ではあります。しかし、Rubyを活用しても、iOSやAndroid、macOSなどのスマホアプリの開発はRubyのフレームワークのRubotoやRUBYMOTIONというソフトを使うことで可能なため、WEBアプリだけでなく、活用の幅は広いと言えます。SwiftやKo

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iOSスマホアプリのネイティブ言語、Swiftについてより詳しく学びたい方はこちらの記事をご参照ください。
関連記事Swift/スイフトとは?iOSアプリ専用開発言語のメリットやデメリット・活用事例を紹介
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Androidスマホアプリのネイティブ言語、Kotlinについてより詳しく学びたい方はこちらの記事をご参照ください。
関連記事Kotlin/コトリンとは?メリットやデメリット・開発事例を紹介
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ゲーム開発

RubyとC++に対応した、ゲーム開発パッケージのGosuというゲーム開発パッケージをRubyは所有しています。これは、オープンソースである上に、WindowsOSやMacOSなど複数のプラットフォームに対応しているという特徴があります。また、Rubyは内部DSLを作成することに適しており、2Dゲーム開発にもよく用いられています。具体的には、先述したRubyのゲーム開発用のライブラリであるGosuやDXRubyを利用し、2Dゲームを開発することが可能です。

SNSプラットフォームの高速開発

Ruby on Railsを使用することで、ログインやユーザ機能の登録などの機能を容易に実装することが可能です。また、将来的な機能追加や拡張などもしやすいため、デザイン変更も可能になっています。具体例としては、TwitterアプリやFacebookアプリが挙げられます。

チャットボット

チャットボットを使うことで、お問い合わせ対応などを自動化することが出来、経費の削減や対応時間の短縮に繋げることができます。このチャットボットを、RubyはLitaというライブラリを活用することで開発することが可能です。具体的には、人気のコミュニケーションツールのslackのslackボットもRubyで作ることが出来るということが挙げられるでしょう。

ポータルシステム

集客などを目的としたポータルサイトもRuby on Railsで開発が可能です。RubyはLIVE発信機能(お知らせ機能やプッシュ通知)をつけることができ、また、機能の追加やメンテナンスもしやすいというメリットがあるため、ポータルシステムの開発に向いていると言えます。

スクレイピング

まず、スクレイピングとは、WEB上に掲載されたあらゆるデータを機械的に自動収集する技術を指します。Rubyでは、Nokogiriというライブラリを用いることで、スクレイピングを行うことが可能です。

API開発

APIとはサーバーサイドで動く処理プログラムのことを指しますが、このAPIの作成もRuby on Railsを用いることで開発が可能です。

GeNEE_導入事例・活用事例

Rubyで開発されたアプリケーション導入事例

さて、ここまでRubyとはどのような言語でRubyにできることをご紹介してきましたが、実際にどのようなアプリケーションが開発されたかを、こちらの章ではご紹介したいと思います。

・クックパッド

・hulu

・食べログ

・価格.com

クックパッド

クックパッドは先述した通り、フレームワークのRuby on Railsで開発されています。アカウント登録からログイン、レシピ情報の管理といった、Rubyが得意とする技術が使用されているサービスです。

hulu

huluはアメリカで開発された動画配信サービスで、日本でも利用者が多いサービスです。
このサービスも、Ruby on Railsで開発されており、現在でもバックエンドでは、Ruby on Railsが使用されています。

食べログ

食べログは飲食店の口コミ情報を掲載した口コミサイトですが、このサービスもRuby on Railsで開発されています。また、食べログは、開発時に使用されただけでなく、2007年に行われた全面リニューアルの際にもRuby on Railsが使用されていました。

価格.com

さまざまな商品の価格と特徴が分かりやすく掲載されているサービスの価格.comも、Ruby on Railsを用いて開発されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
意外と身近な普段利用されているWEBアプリやWEBサービスに活用されていたのではないでしょうか。
Rubyはこれから新たに事業を始める方、コストを抑えて開発をしたいと考えている方はもちろん、処理のスピードや効率性も求める方にはとてもお勧めな言語と言えます。Rubyの特性を踏まえて、ぜひアプリケーションの開発言語に迷われている方も検討の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

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Rubyを含むプログラミング言語についてより詳しく理解したい方は以下の記事もお勧めです。
関連記事プログラミングとは?意味や仕組み、用途をわかりやすく簡単に解説。
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監修者
鈴木聡一郎
鈴木聡一郎
取締役
<略歴>

慶応義塾大学経済学部、慶応義塾大学大学院・慶応義塾大学ビジネススクールMBA(経営学修士取得)卒業。
大手目がベンチャー企業の株式会社ディー・エヌ・エーで国内利用者数約200万人のメガヒットアプリ、マンガボックスアプリをゼロベースから開発。その後複数の大手企業を経て、株式会社GeNEEの取締役に就任。

<資格>

MBA(経営学修士)等

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